「昨日、チャットで何を聞かれたんだろう」。AIに接客を任せると、朝いちばんにそれが気になります。
SUGOI Chat のホームを作るとき、私は売上のグラフを真ん中に置かないと決めました。真ん中に置いたのは、昨日のお客様です。
SUGOI Chat(ウープス有限会社が開発し、Shopify App Store に掲載している日本語のAI接客アプリ)のホームは、昨日(協定世界時の区切り・日本時間の朝9時まで)お客様から届いたメッセージの件数と、AIが答えた回数、お店の設定が回答に使える状態だったかを、無料プランを含むすべてのプランで表示します。

売上ではなく、昨日のお客様をいちばん上に置く
売上の数字は、Shopify の分析画面でいつでも見られます。チャットのアプリが同じ数字を並べると、チャットのおかげで売れたように読めてしまう。確かめていない効果を、画面で匂わせたくありませんでした。
代わりに、ホームの最初の欄は「昨日のお客様から」です。架空のデモストア「sugoi pet」のホームは、2026年10月6日の朝、こう表示していました。

売上を見たいときは、ホームの「売上・注文の数字は Shopify 分析で」から Shopify の画面を開けるようにしています。
数字は、言える範囲だけを言う
この「1件」は、お客様が送ったメッセージの回数です。会話の数でも、お客様の人数でも、解決した数でもありません。画面にも、そのとおり書いてあります。
記録を取れなかった日は、0件ではなく「—」と出します。お客様が来なかった日と、確かめられなかった日は、店主にとって意味が違うからです。話題の内訳も、回答の経路から機械的に分けた件数で、お客様が満足したかどうかまでは推し量りません。
さらに下の「03 あなたが伝えたこと」には、店主が入れた話し方・店のルール・配送などの設定が並び、昨日の回答に使える状態だったかが分かります。「○ 未設定」の項目は、答えられる範囲を広げるための次の一手です。
朝の報告は、頼んだ時刻に1日1回届く
スタンダード以上のプランでは、ホームの内容を文章にまとめた「朝の報告」が使えます。初期状態はオフです。「朝の報告・相談」の画面のチャットで「朝の報告を毎朝7時にオンにして」のように頼むと、その時刻(日本時間)に毎朝作られます。
報告に入るのは、前日のお客様からのメッセージの件数、商品情報の同期の状態、公開を待っているFAQの下書きの件数などです。売上・注文・アクセスの分析は入りません。報告を読んで気になったことは、「チャットで相談」からそのまま相談できます。
正直に書くと、毎日の数字を細かく追いたいお店には、物足りない画面だと思います。そういうときは Shopify の分析画面のほうが向いています。
まずはホームの「あなたが伝えたこと」を開いて、「○ 未設定」が残っていないかを見てみてください。プランごとの違いは SUGOI Chat の機能一覧にまとめています。

SUGOI Chat は Shopify のAI接客アプリです。使い方は公式マニュアルにまとめています。チャットの動きは、デモストアの「こよみ茶舗」(sugoi-wa.myshopify.com・開くときのパスワードは s)でも試せます。
執筆:ウープス有限会社 SUGOI 開発チーム
