メタフィールドによるカスタムフィルター メタフィールドを作成し、カスタムフィルター機能(絞り込み機能)を行う方法を紹介します。 カスタムフィルターとは? コレクションページなどで、商品の絞り込めるShopifyのフィルター機能にはオプション・出品状況・価格などの項目が備わっています。これらの項目以外にも、商品のメタフィールドを用いてストア独自のフィルター(カスタムフィルター)を作成することができます。下記では、例として「ジェンダー」という新しいフィルターの項目を追加しています。このようなカスタムフィルターの作成方法を紹介します。 補足 : フィルター機能とメタフィールドについて ご注意 カスタムフィルターの設定はやや高度な設定となります。 × Dismiss this alert. メタフィールドの設定方法に慣れていない方は、こちらの商品メタフィールド (高度な設定) もしくはShopifyヘルプセンターのメタフィールドの説明をご覧ください。 フィルター機能の設定に慣れていない方は、こちらの Search & Discovery を使ったフィルターもしくはShopifyヘルプセンターのストアフロントの絞り込みをご覧ください。 設定の手順 カスタムフィルターを設定するには下記の手順を行います。 商品にメタフィールドを設定 「Shopify管理画面 > 設定 > カスタムデータ」より 商品にメタフィールドを追加します。 商品メタフィールドの定義から新たにメタフィールドの定義を設定します。今回の例では、商品の絞り込みの要素にジェンダー(女性向け・男性向け・男女兼用)という分け方を設定していきます。メタフィールドの定義を下記のように追加します。名前 : ジェンダーネームスペースとキー: custom.gender説明: ジェンダータイプタイプの選択: 単一行のテキスト ご注意 「名前」を入力すると名前に基づき「ネームスペースとキー」が自動的に設定されます。ただし「ネームスペースとキー」は日本語が設定できないため、「名前」を日本語で入力した場合は「ネームスペースとキー」を再度アルファベットに手動で修正が必要です。 × Dismiss this alert. 商品のメタフィールドに値を入れる 商品登録画面に行くと先ほど設定したメタフィールドの項目が増えているので、フィルターに使いたい値を入力します。 今回の例ではジェンダーでカスタムフィルターを使用したいので、男性向け・女性向けなどの値を入力していきます。 Search & Discovery で フィルター項目の追加 Search & Discovery アプリの 絞り込みをカスタマイズから今回作成したメタフィールドの項目をフィルター項目に加えます。 MISEルテーマの設定 MISEルのテーマのコレクションテンプレート画面で、サイドバーを表示させフィルターを表示させます。(デフォルトでは表示状態となっています。)「テーマ設定 > コレクションと検索ページ』 からサイドバーの表示を行ってください。 下記のように、カスタムフィルターの項目「ジェンダー」から「女性向け」を選択すると、メタフィールド「女性向け」の値の入った商品を絞り込めるようになりました。 Tips : 値の項目の設定 今回の例のような「ジェンダー」の項目であれば値の種類が「男性向け・女性向け・男女兼用」の3種類からこれ以上増えることありません。そのような場合はメタフィールドの選択肢のプリセットを予め設定しておくと便利です。こうしておけば、「女性用・男性用」などと間違って入力してしまい、いたずらにフィルターの項目を増やしてしまうことを防げます。 入力できる値をプリセットに制限したため、商品登録画面にて「男性向け・女性向け・男女兼用」の3つからのみ値を設定できるようになりました。