「送料はいくらですか?」。同じ質問に、店主はこれまで何度答えてきたでしょうか。
SUGOI Chat には、繰り返し届く質問をFAQの下書きにする仕組みを入れました。ただし、AIが自分で公開することはありません。
SUGOI Chat(ウープス有限会社が開発し、Shopify App Store に掲載している日本語のAI接客アプリ)は、お客様から同じ質問が繰り返し届くと、その質問と回答をFAQの下書きにし、店主が確認して公開したものだけを次の回答の根拠に使います。

お客様が聞いた言葉が、そのまま下書きになる
架空のデモストア「sugoi pet」では、2026年10月6日の時点で、公開待ちの下書きが4件できていました。
- 送料はいくらですか?
- 初回割引とセールは併用できますか?
- フードはどんなふうに切り替えるといいですか?
- 返品・交換はできますか?

店主が考えたFAQの見出しではなく、チャットに実際に打ち込まれた言葉が、そのまま並びます。「初回割引とセールは併用できますか?」のような質問は、店主の側からは思いつきにくいかもしれません。
公開するかどうかは、店主が決める
下書きのままでは、チャットの回答には使いません。店主が Shopify 管理画面の「コンテンツ → メタオブジェクト」で中身を確かめ、必要なら直して、公開(Active)にしたものだけを使います。

AIが書いた回答が、確かめられないままお店の公式な答えになるのは避けたかったからです。推測で答えないアプリにした以上、最後の一歩は店主の手に残しました。
下書きにしないものもあります。「10月4日ごろお届け」のように日付を含む回答は、日が変わると正しくなくなるので下書きにしません。お客様ご自身の注文についての回答も同じです。
始めるときに必要なのは、許可の操作1回
管理画面の「接客設定 → FAQ連携」で「権限を追加する」を押し、Shopify のダイアログで「更新」を押します。「FAQデータ枠の準備ができています」と出れば準備は終わりです。公開したFAQをチャットで使うには、テーマエディターで埋め込みをオンにしておく必要があります。
下書きの件数は、ホーム画面にも出ます。スタンダード以上の朝の報告にも、公開待ちの件数が入ります。
できないことも書いておきます。FAQページを自動で作ったり、書き換えたりはしません。お店のFAQページにも載せたい場合は、テーマのFAQセクションなどに手で追加する必要があります。チャットに渡すのは、公開済みのFAQのうち最大30件、各回答の先頭240文字までです。条件や例外は、その範囲に収まるよう短くまとめてください。
公開したばかりで、実際のお店でどんな質問が下書きになるのかは、まだ見えていません。下書きが溜まってきたら、どんな言葉が並ぶのかを確かめてみてください。手順の詳細は マニュアルの「FAQ連携」に、ほかの機能は SUGOI Chat の機能一覧にまとめています。

SUGOI Chat は Shopify のAI接客アプリです。使い方は公式マニュアルにまとめています。チャットの動きは、デモストアの「こよみ茶舗」(sugoi-wa.myshopify.com・開くときのパスワードは s)でも試せます。
執筆:ウープス有限会社 SUGOI 開発チーム
