念願のECサイトをshopifyで開設したのに、思ったより商品が売れないと悩んでいませんか？
「販売している商品に需要がないからだ」、「やっぱり初心者にECサイトなんて無理だった」など、見込みが外れてがっかりしている方もいらっしゃるでしょう。
今回は、「shopifyで儲からない」と悩んでいる方に向けて、商品が売れやすくなるために行うとよい7つの工夫をご紹介します。
あなたのECサイトで商品が売れるようになるための具体的な方法が分かると同時に、早速行動に移せるようにもなりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
shopifyで商品が売れないのはECサイトのデザインが原因
まず、「shopifyが儲からないのは自分が販売する商品に魅力がないからだ」と悩んでいる方に朗報です。商品が売れないのは、商品のせいだけではありません。
shopifyやBase、楽天市場やyahoo!ショッピングなども含め、世の中のECサイトの売り上げに大きく寄与するのは、商品よりサイトデザインや使いやすさです。
ECサイトはインターネット上でクリックひとつで容易に訪問できますが、同時にサイトから出ること(以下、離脱と表現)も容易です。
そのため、お客さんは「このサイトは使いにくいな」、「見づらいな」と少しでも感じた瞬間、すぐに離脱してしまいます。
よって、売れるECサイトでは、アクセスしたお客さんに「居心地がよい」、「使いやすい」と感じさせ、離脱を防ぐための工夫が散りばめられているのです。
shopifyには、デザインや使いやすさに優れたオリジナルのECサイトを作るためのテーマや機能が充実しており、知識とセンスがあれば、実は売れるECサイトを誰でも作成できます。
shopifyサイトで商品が売れない理由とは
次に、shopifyで開設したECサイトの商品が売れない具体的な理由を7つご紹介します。
あなたとECサイトに当てはまる項目がないか、ぜひチェックしてみてください。
あなたのshopifyサイトで商品が売れない7つの理由
- SEO対策がされていないためアクセスが少ない
- サイトの読み込みが遅い
- サイトのつくりが複雑で見づらい
- 商品の情報が十分に伝わっていない
- 口コミがわからなくて不安に思われる
- １つの商品だけを買って満足されてしまう
- リピーターを掴んでいない
SEO対策がされていないためアクセスが少ない
まず、そもそもお客さんがあなたのECサイトに辿り着けていない可能性があります。
例えば、あなたが天然素材にこだわったアパレルを販売するECサイトを立ち上げたとしましょう。
その場合、「天然素材 アパレル ネットショップ」のキーワードでお客さんがGoogleなどで検索します。
あなたのECサイトが検索結果の上位に表示されていれば、お客さんはサイトを訪れて買い物をしてくれるでしょう。
ただし、検索してもあなたのECサイトが検索結果に表示されてなければ、お客さんはあなたのサイトを見つけられず、サイトを訪れることはないため、当然購入にも繋がりません。
Googleの上位検索に表示されるための施策をSEO対策と呼びますが、それが十分でなければ、どんなにデザインが優れたECサイトでもお客さんが訪れることはないのです。
サイトの読み込みが遅い
もしもあなたが、欲しいと思っている商品を取り扱ってそうなECサイトを見つけたとしても、サイトの読み込みが非常に遅かったらどう思うでしょうか。
きっと、読み込みの遅さにイライラして、自分の求めている商品が見つかりそうと感じながらも、簡単に離脱してしまうでしょう。
快適にアクセスできないECサイトは、本来お客さんになるはずだった訪問者を、サイトを見てもらう前に簡単に失ってしまうリスクを意図せずに抱えています。
あなたの運営するECサイトの読み込み速度がお客さんにとって心地よくないものならば、せっかく検索上位に上がっていても、アクセスしてすぐに離脱されているかもしれません。
サイトのつくりが複雑で見づらい
もしもあなたが、町で興味を持ったお店に入った際、店員が一切出迎えてくれず、商品やサービスカウンターもどこにあるかわからないと、「不親切だな」と感じませんか？
ECサイトではお客さんを直接案内することはできないため、サイト内のどこにどのような情報があるのか、誰が見ても明らかにしておかなくてはいけません。
自分本位のデザインにこだわりすぎたECサイトを作ってしまえば、お客さんが本当に必要としている情報に辿り着きにくくなってしまい、離脱を招いてしまいます。
そのため、決して自分が満足するためではなく、あくまでも訪問するお客さんが見てまわりやすいと感じるつくりをしたサイトを構築するべきです。
商品の情報が十分に伝わっていない
もしもお客さんが、あなたのECサイト内で購入を検討したい商品が見つかったとしても、触れたり、着たり、試食したりできなければ、購入を決めかねてしまうでしょう。
当然ですが、ECサイト上では商品に直接触れたり、着たり、試食したりはできないので、お客さんは商品の写真や掲載された情報を見て判断するしかありません。
ECサイトを運営するあなたは、商品ひとつひとつに対して、きめ細やかな詳細写真やサイズ、食感、着心地などを紹介する必要があります。
いくら商品に価値があっても、写真と説明文でお客さんに納得していただかなければ、商品は売れません。
あなたが商品ひとつひとつのページの見た目や紹介文などに十分な力を注いでいないのであれば、お客さんに商品の良さが伝わらなかった為に購入を見送られている可能性があります。
口コミがわからなくて不安に思われる
もしもあなたがお目当ての商品を購入する直前まで到達したならば、ある気持ちが浮かぶはずです。
それは「購入したあとで後悔したくない、失敗したくない」という思いです。
それを解消するためにあなたが参考にするのは、他の購入者の口コミやレビューでしょう。
しかし、ECサイト内に購入者の声が一切なければ、サイト内の謳い文句や商品情報はすべて売る側のポジショントークである可能性を疑い、失敗したくない不安から購入を躊躇するかもしれません。
お客さんは、不安なく商品を購入して「いい買い物だった」と納得したい思いを持っているため、最後のひと押しとして、安心と納得する理由を持たせてあげる工夫が必要です。
１つの商品だけを買って満足されてしまう
せっかくお客さんがあなたのECサイトで買い物をしてくれるのであれば、可能な限り、他の商品も一緒に検討してもらいたいですよね。
ひとつの商品ページから、関連商品への導線をしっかりしていないと、お客さんは目的の商品だけを購入して、さっさとあなたのECサイトから離れてしまうでしょう。
ひとつの商品から別の関連商品やおすすめ商品に誘導できる仕組みがなければ、たとえ訪問するお客さんが多かったとしても、客単価が低くなり、大きな売り上げには繋がりません。
リピーターを掴んでいない
お客さんがあなたのECサイトで商品を買ってくれたとしても、再度お店を利用してくれなければ安定した売り上げは見込めません。
せっかく星の数ほどあるECサイトの中からあなたのサイトを訪問し、あなたの商品を買ってくれたお客さんと一回きりの商売となるのはあまりにももったいないです。
リピーターを増やすためには、お客さんに「またこのサイトを訪れて買い物したい」と思ってもらえるような、使いやすくて見栄えのよいECサイトである必要があります。
shopifyで商品が売れるためにやりたい工夫
続いて、shopifyで商品が売れやすくなるためにやっておくとよい7つの具体的なＥCサイトの工夫を解説します。
shopifyで商品が売れやすくなる7つの工夫
- SEO最適化で検索上位を狙う
- サイトの読み込みを高速化する
- 隅から隅まで覗きたくなるわくわくするサイトにする
- 商品情報と魅力が伝わる詳細ページ
- 購入者の口コミや在庫状況を商品ごとに表示する
- 追加購入を促す流れを作る仕組み
- お客さんが再びあなたのECサイトで買い物したくなる仕掛け
SEO最適化で検索上位を狙う
お客さんがインターネットで探したい商品にたどり着く為には、Googleなどの検索エンジンでキーワードを検索し、検索結果からECサイトへアクセスする必要があります。
キーワードを検索した際に、そのキーワードが該当する商品を扱うECサイトにたどり着けるよう導くための機能の名称が、SEO最適化です。
この機能は、後述するshopifyのアプリの導入やテーマを使って有効化でき、あなたのECサイトが検索結果の上位に表示されやすくなる効果があります。
そのため、まずはSEOの最適化を行って、お客さんがあなたのサイトに訪れやすくなるための対策から始めましょう。
サイトの読み込みを高速化する
サイトの読み込みの速さは、検索結果からECサイトにアクセスされるまでの時間短縮以外にも、別の効果が期待できます。
それは、サイトの読み込みが速いほど、それだけお客さんはあなたのサイトを見て回るスピードが上がり、多くの商品を閲覧してくれる効果です。
読み込みを速くするためには、画像データの圧縮やシームレスなサイト表示などの機能を付与する必要があります。
SEO対策と同じように、こちらも特定のアプリやテーマの使用によって、あなたのECサイトへ導入が可能です。
隅から隅まで覗きたくなるわくわくするサイトにする
お客さんが、知りたい情報にアクセスしやすく、かつECサイト内を楽しく回れるサイト作りのために、メニューやバナーにこだわりましょう。
お知らせや割引情報が一目瞭然なポップアップや、縦にすっきり納まるメニューバーを用意すれば、お客さんになるべく多くの情報を分かりやすく伝えることが可能です。
サイト内に動画を埋め込んでおけば、映像と音声であなたのECサイトのコンセプトや商品へのこだわりを知ってもらいやすいかもしれません。
また、閲覧しやすいECサイトの型は、ある程度テンプレートが存在するため、それに当てはめればお客さんが見て回りやすいサイトは簡単に作成できます。
商品情報と魅力が伝わる詳細ページ
お客さんを商品ページまで誘導できる仕組みを整えたら、今度はあなたのECサイトの売り上げの要である商品の魅力をたっぷり伝える工夫を施しましょう。
最適化された商品個別のページを作って商品ごとに様々な方向から撮影した写真を用意し、実店舗での商品吟味に劣らないような内容に仕上げる必要があります。
スマートフォンなどでECサイトを閲覧した際に、写真が小さくて判断しにくいことがないよう、画像をズームできる機能も導入しておくべきです。
商品によっては、写真だけでは分かりにくい場合があります。そのような場合に備えて商品の3Dモデルを閲覧できるような機能を設けておくのもよいでしょう。
また、商品のカラーバリエーションをボタンひとつで切り替え可能にしておけば、実際に商品が手元に届いた際のイメージをお客さんが描きやすくなるため、購入を促す効果が期待できます。
購入者の口コミや在庫状況を商品ごとに表示する
商品に対する口コミが、★レビューやコメント付きで分かりやすく表示されていれば、お客さんの商品に対する安心感が増し、「購入して失敗するかもしれない」という気持ちを払しょくできます。
また、せっかく商品を購入したいとお客さんが強く思ったのに、在庫がないなどの理由で購入の機会を損失させることのないよう、在庫数の表示をしておきましょう。
在庫数の表示は、残りが少ないときに「あと少ししかないからすぐ買わなきゃ」とお客さんに感じさせ、購入欲をくすぐる効果も期待できます。
追加購入を促す流れを作る仕組み
商品を購入したお客さんに、追加で他の商品も買ってもらうために、関連商品やおすすめ商品が表示される機能を用意しておきましょう。
また、あと何円分の購入で送料がかからなくなるなどの表示が示されていれば、ゲージがいっぱいになることを目指そうと、お客さんが商品を予定よりも多く買ってくれる可能性が高いです。
お客さんが再びあなたのECサイトで買い物したくなる仕掛け
星の数ほどあるECサイトの中から、あなたのＥCサイトに来てくれたお客さんを一度きりのお客さんにしないよう、あなたのサイトにコンテンツを用意しましょう。
ニュースやブログ用のページをECサイト内に作成して、商品のブランドを高める投稿をすれば、お客さんがあなたのサイトのファンになってくれるかもしれません。
また、お気に入り商品を登録する機能や、販売予定の商品を予約表示しておくことで、お客さんが再度あなたのECサイトを訪れる動機を作ることも可能です。
shopifyで商品が売れるための工夫を施す方法
あなたのECサイトに、上記で紹介した工夫を施すための方法を３つご紹介します。
shopifyで商品が売れるための工夫を施すための3つの方法
- アプリを導入する
- 自分でコードを書く
- テーマを導入する
アプリを導入する
shopify用ECサイトへ、機能やデザインを追加するためのアプリが多数リリースされています。
アプリごとに、ECサイトのSEO最適化、多言語への対応、ポップアップ機能など、さまざまなものが用意されているので、あなたの欲しい機能をアプリから吟味してみましょう。
ただし、有用性の高いアプリは月額使用料金がかかる場合があるため、便利だからといってアプリを導入しすぎるとECサイトの運営コストがかさんでしまうリスクがあります。
自分でコードを書く
shopifyでは、オリジナルのデザインや仕様を自分の手で作成したい場合に、コードを編集してカスタマイズが可能です。
そのためにはshopify専用のLiquidと呼ばれる言語の習得と、HTMLやCSSの知識も必要になります。
自分でコードが書けるようになれば、機能によってはアプリの導入や個別のテーマの導入が必要なく、デザインにこだわったECサイトを作成できますが、コードに関して深く理解する時間と労力が必要です。
上級者向けの方法となりますので、特にshopify初心者の方がいちから取り組むのはおすすめできません。
テーマを導入する
shopifyのテーマとは、デザインテンプレートや機能があらかじめ組み込まれたECサイトの着せ替えパッケージのようなものです。
デザインやコードの知識が無くても、テーマを使用して好みのカスタマイズを行えば、まるでプロが作成したような見栄えと機能を兼ねそろえたECサイトが作成できます。
ただし、shopify自体が元海外で開発されたECプラットフォームであることから、テーマの操作画面やマニュアルは英語のものがほとんどで、日本語に対応しているものは限られています。
また、無料のテーマもありますが、機能が充実していているものは有料となっているケースが多く、アプリとは違って一度購入すれば追加料金はかからないという特徴もあります。
MISEルならshopifyで商品が売れる工夫が全てできます
上記で解説した売れるECサイトにするための7つの工夫は、完全日本語対応のテーマ「MISEル」で全て実現できます。
MISEルには、他にも多くのデザインとカスタマイズ機能が備わっているため、アプリやコードの知識がなくても、デザインと使いやすさに優れたECサイトが簡単に作成可能です。
操作画面やマニュアル、サポートに至る全てが日本語なので、海外のテーマのように操作画面の難解さや翻訳に手間取ることもなく、日本のユーザーにとって使いやすい仕様にとにかくこだわっております。
MISEルは、一度購入すれば月額料金などは一切かかりませんので、長期でECサイトを運営するほどランニングコストを抑えられる特徴があります。
MISEルの公式サイトでは無料のデモソフトを用意しておりますので、購入を検討する前に実際に手で触れてECサイトをカスタマイズする操作が体験可能です。
また、様々な業種にマッチするECサイトのデザインテンプレートも公開しております。
ぜひ一度公式サイトにアクセスし、現在使用されているテーマとの使い勝手の違いを比べてみてください。
工夫を施して売れないshopifyから卒業しよう
今回は、shopifyで売れないECサイトから卒業するための具体的な工夫について解説しました。
あなたのECサイトで商品が売れやすくなるための7つの工夫のおさらいは、以下の通りです。
shopifyで商品が売れやすくなる7つの工夫
- SEO最適化で検索上位を狙う
- サイトの読み込みを高速化する
- 隅から隅まで覗きたくなるわくわくするサイトにする
- 商品情報と魅力が伝わる詳細ページ
- 購入者の口コミや在庫状況を商品ごとに表示する
- 追加購入を促す流れを作る仕組み
- お客さんが再びあなたのECサイトで買い物したくなる仕掛け
これらの工夫は、アプリや無料テーマの導入によっても一部解決可能ですが、ひとつずつ導入するアプリを吟味する作業や、操作が英語のテーマを使いこなすのは、熟練のshopify経験者でも至難の技です。
「英語表記のテーマが使いにくい」、「アプリの導入など細々したサイト設計が大変だ」と悩んでいる方は、弊社が開発した業界初のshopify日本語テーマ「MISEル」の導入を、ぜひご検討ください。
日本語の分かりやすい操作画面に加え、商品購入を促す多くの機能やデザインを備えたMISEルを使って、売れないECサイトからいますぐ卒業しましょう。
