Shopify管理画面からみるShopifyの使い方

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Shopifyストアを構築・運営するにあたり何度も目にすることになるShopify管理画面。

今回の記事ではShopifyが初めての方向けに、Shopify管理画面でどんなことができるか簡単に説明してみたいと思います。

Shopifyとは

ShopifyはECストアをつくるためのプラットフォームでCMS(コンテンツマネジメントシステム)の一種です。コンテンツマネジメントシステムとは簡単にいうと、画像やテキスト・デザイン(コンテンツ)を管理(マネジメント)するためのシステムのことをいいます。ウェブサイトには画像やテキストといったもので構成されていますが、ShopifyはECストアなので画像やテキストだけでなく、「商品」や「顧客情報」といったものも管理できるようになっています。

Shopifyのコンテンツマネジメントシステム

このCMS(コンテンツマネジメントシステム)の良いところは、いわば裏方の操作をすれば、お客様が見るウェブサイトが自動的に更新されるのでウェブサイトの管理や更新が簡単に行えるところです。

Shopifyでのこの裏方の管理は、プログラミングの知識がなくてもクリックやドラッグアンドドロップといった基本的なパソコン操作が行えれば簡単にご自身のオンラインストアが更新できるようになっています。

みなさんはブログ・Facebook・Twitter・Instagramなどは使ったことがありますでしょうか?

これらのサイトでは写真やテキストを入力し投稿・更新のボタンを押せば自動的に記事が生成され、レイアウトなどもきまったフォーマットに沿って配置されます。

これらのサイトやサービスと同じように、Shopifyでも商品の写真や商品説明を入力し更新すれば、「決まったレイアウト」で自動的に商品ページが作成されるので簡単にオンラインストアの運営ができるようになります。

Shopifyの管理画面では写真や商品説明だけでなく様々な「情報」の管理ができるようになっています。まだShopify使い始めたばかり・Shopifyを使ってみたいけどどんなの?という方向けに、個々の機能の使い方よりもShopifyの管理画面ではどのようなことができるかをざっくりと簡単に紹介します。

Shopify管理画面

Shopifyにログインすると、大きく3つの画面領域に分かれていることがわかります。上部にはShopiyのアカウントを作ったときにつけたお店の名前・検索・そして自分のアカウントが表示されています。

左側にはホーム・注文管理・商品管理といったものが並んでいます。

そして右側もしくは真ん中にメインの画面があります。

まずは左側にならんでいる項目から見ていきます。Shopifyを運営するとこの左側のコラムを頻繁に操作することになると思います。

ホーム

「ホーム」をクリックすると、画面真ん中にShopifyからのお知らせなどが表れます。まだShopify構築中の方は、その後の作業の案内が表示されていると思います。

不要なお知らせは閉じることもできます。

注文管理

「注文管理」ではお客様からオンラインストア上で注文が入ったら注文の情報が表示されるようになります。

こちらで個々の「注文の日付」・「お客様のお名前」・「注文金額」・「お支払いの状況」・「発送済かどうか」などがひと目でわかるリストが表示されます。

カゴ落ち

お客様がカートに商品を入れて住所登録などはしたけど、チェックアウト(決済)せずに途中でやめた状態のままになっているものを「カゴ落ち」と言います。

注文管理ではこの「カゴ落ち」のリストも見ることができます。メールアドレスを入力済のお客様にはメールで決済(注文の最終プロセス)をお忘れですよ!とメールでお知らせすることもできるようになっています。

商品管理

「商品管理」では、ストアに登録してある商品のリストが表示されます。

基本的に商品にかかわることはここで行います。

この画面から最も頻繁に行う操作は「商品を追加する」でしょう。

「商品を追加」ボタンをクリックすると、商品を追加する画面に移り、商品名・説明・画像・価格といった商品の情報を入力できます。

この商品を追加する画面では、必須となる商品名や値段だけでなく、グーグルなどの検索エンジンからどのように商品を検索されるかなど、より細かい情報も設定することが可能です。

この画面だけでたくさんのことが設定できますが、細かい設定についてはまた別の記事で紹介したいと思います。まずは、「商品管理画面 >
商品を追加する」で商品情報を追加できるということだけ覚えておいてもらえば良いかと思います。

商品のリストアイテム

すでに追加した商品を編集するにはリストから商品をクリックすれば、「商品を追加する」と同じような画面に移り、値段や説明などの変更が可能です。

在庫

「在庫」の項目では在庫の管理が行えます。入荷中や利用可能な在庫数などを、個々の商品画面に飛ばなくても、ひと目でわかるリストから編集が可能です。

仕入れ

「仕入れ」からは転送機能を利用して仕入先(サプライヤー)からの転送在庫などといった管理できます。また、ストア(在庫の保管場所等)が複数にわたる場合、それらを追跡管理できるようになります。

コレクション

「コレクション」はShopify独自の機能と言っても良いでしょう。商品をグループ分けして名前をつけることができます。

さまざまなグループ分けの基準を行うことができます。男性用・女性用といったグループ分けや、セール用のアイテムなどといった具合に自由に行えます。このグループ分けした商品群をShopifyでは「コレクション」と呼びます。

予め商品を「コレクション」に分けておくと大変便利です。後述することになりますが、オンラインストア上でこのコレクションをトップページに表示させる操作などを簡単に行えるようになります。

ギフトカード

「ギフトカード」ではお店独自のギフトカードを発行(販売)することができます。ギフトカードはお客様がチェックアウト時にその金額のクーポンのように使用することができます。

顧客管理

「顧客管理」ではお客様の情報を管理することができます。

基本的にオンラインストア上でお客様がアカウントを作成すると自動的に顧客管理に加えられることになります。またストア側で独自にお客様情報を入力し加えることも可能です。

顧客リストからはお客様をセグメントで分け、そのお客様だけにメールを送ることなどが可能です。例えば、住んでいる地域など。

Shopifyでは、お客様に商品購入時アカウントを作っていただくかは、ストアオーナーが設定することが可能となっています。アカウント作成せず購入できるように設定も可能です(任意設定)。またはアカウントを作ってもらうことは必須にしてもらう設定も可能となっています。

購入後のフォローアップのことを考えると、できる限りアカウントを作ってもらう方が良いでしょう。

ストア分析

「ストアの分析」では販売の売上をみたり、ストアの訪問状況をみたりすることができます。ストアの運営に非常に重要な項目となっています。販売単価別のレポートやSNSからのリンク別などのさまざまな統計情報があります。たくさんあるので細かい詳細はまた別の記事でご紹介したいとおもいます。

レポート

「レポート」でも今後の販売戦略に役に立つ情報が得られます。売上・在庫数・集客だけでなく、収益率やお客様がどのようにサイトを移動したかなどを分析することが可能です。

ライブビュー

「ライブビュー」では現在のストアのアクセス状況などをリアルタイムで観察することができます。

マーケティング

「マーケティング」ではマーケティングの自動化を行うことができます。キャンペーンを作成し、そのキャンペーンをもとに広告を出すなどを行うことができます。

広告などの出稿は外部のShopifyアプリなどを利用して行えます。

たくさんのアプリがあるので、アプリ紹介の記事などで今後紹介していきたいと思います。

ディスカウント

「ディスカウント」では、クーポンコードなどを作成したり、自動のディスカウトを作成したりできます。これらはお客様がチェックアウトするときに適用できるものとなっており、個々の商品に対してのクーポン・期間限定のクーポンなどといったさまざまな設定をおこなうことができます。「注文管理」で紹介した「カゴ落ち」のお客様に購入をうながすようなディスカウントなども行うなどマーケティングに有効なツールとなっています。これもたくさんあるので細かい詳細はまた別の記事でご紹介したいと思います。

アプリ管理

Shopifyアプリとは?

Shopifyはアプリをインストールすることによってショップの機能を拡張できるという仕組みを取り入れています。Shopifyはベーシックプランで月々$29という大変低い価格ではじめられます(2022年5月現在)。月々$29ドルの価格だけで、これだけの機能はついているのは大変魅力的です。ですが、すこし機能が足りないと思われるマーチャントさんもいらっしゃるでしょう。中には他のプラットフォームではこんな機能があるのに!!と思われるマーチャントさんもいることでしょう。
ただし、たいてい多機能なプラットフォームは月々の料金は高く、高いお金を払っているのに使わない機能がたくさん。使わない機能にはお金を払いたくない!と思われる方もいると思います。そんな方にはShopifyアプリのシステムは大変魅力的です。
簡単に言うとShopifyでは基本機能は安く抑え、必要な機能のみをShopifyアプリで追加できるという仕組みになっています。
ShopifyアプリはShopify社が提供しているものや、他の会社が提供しているものなどたくさんのアプリがあります。
Shopifyアプリでなにができるの?代表的なものだとShopify社が無料で提供している「プロダクトレビュー(Product
Reviews)」というアプリです。プロダクトレビューではその名前の通り、個々の商品にお客様のレビュー評価を付けられる機能を追加できます。(レビューはストアが承認したものだけ掲載するなども設定可能です。)
Shopifyアプリはちょうど、スマートフォンなどにアプリを追加するようなものと考えると想像しやすいかと思います。
購入したばかりスマートフォン。もちろん、電話・メール・写真などといった基本的な機能は最初から使用することができます。ですが、インスタグラムやユーチューブを見たい!となったとき、アプリストアからそのサービスのアプリをインストールすると思います。Shopifyアプリも同じようなものです。自分のストアに合ったサービスを利用したいとき、Shopifyアプリでストアの機能を拡張することができます。

インストールされたアプリ

ここにはインストールしたアプリが表示されます。たいていアプリごとに独自の設定などがあります。アプリにごとの設定は、通常ここをクリックして行います。アプリのアンインストールもここで行います。

さらにアプリを追加

ここをクリックすると「Shopifyアプリストア(Shopify app store)」のページに行くことができます。

たくさんのアプリがあり、おすすめのアプリを表示してくれたり、目的別に検索ができたりします。このShopify アプリストアについてはまた別の記事でも紹介したいと思います。

ニーズに応えるカスタムアプリを構築する

ここではShopifyアプリストアにないようなアプリを独自に開発することができます。

この機能はプログラミングなど行うShopifyパートナーや開発者向けになります。

販売チャネル

Shopifyは「オムニチャネル」といって、Shopifyに登録した商品をShopifyストア以外にも出品できるような機能を備えています。

最初はShopifyをはじめたばかりでは「オンラインストア」という項目しかありません。ですが、楽天市場・Google・Facebookなどといった別の販売チャネルに登録すれば項目が増えます。

この「オムニチャネル」の機能により、一つの管理画面(Shopify管理画面)で他の場所での出品も管理できるます。あちこちのサイトを開かなくても商品がどのくらい売れているか・在庫がどのくらいあるかなどを一元管理できるため大変便利です。

オンラインストア

この「オンラインストア」はShopifyのオンラインストアを指しています。Shopifyで自社ECストアを始める上で、いわばスタートとなる販売チャネルの一つです。

この「オンラインストア」には「テーマ」・「ブログ記事」・「ページ」・「メニュー」・「各種設定」の項目があります。それぞれ見ていきます。

テーマ

Shopifyでは「Shopifyテーマ」とよばれるストアの見た目や機能を変えることができるソフトウェアのようなものをインストールすることができます。

この「テーマ」の良いところは、「テーマ」を変えても登録した商品などには影響がないところです。従来ではウェブサイトのデザインの変更を行うときには、いったんサイトを停止させて、デザイン編集を行うなどが必要でしたが、「テーマ」を使えば一瞬でストアのデザインを変更することができます。

例えば、現在テーマAというものを使ってオンラインストアを運営しているとします。クリスマスシーズンだけサイトの全体的にクリスマスカラーにするなどデザインを変えたい。ですが、デザインを少しづつ変更していったら、変更途中で訪れたお客様は混乱するでしょう。

デザインを変更が終わるまでストアを休止にするとその間の売上はなくなってしまいます。

ですが、テーマBを予め用意しておき、クリスマスシーズンになったときにテーマBに変更すれば、お客様からは一瞬でサイトの雰囲気がクリスマス使用に変わったように見えます。

現在のテーマ

Shopifyではお客様がストアに訪れる際に表示されているテーマを「現在のテーマ」と呼びます。

テーマライブラリー

Shopifyでは「現在のテーマ」以外にも複数のテーマ裏に控えておくことができます。これを「テーマライブラリー」と呼びます。

テーマライブラリーで予めセッティングを行っておき、「メインテーマとして設定」を行えば、一瞬でストアの見た目を別のもに切り替えることができます。

オンラインストアの速度

ここではオンラインストアの読み込み速度などのレポートを見ることができます。

読み込みの速度はお客様がオンラインストアで買い物をする上での快適さに影響し、売上にもとても影響すると言われています。

無料のテーマ

Shopifyで用意されている無料のテーマをダウンロードすることができます。

Shopifyテーマストア

Shopifyが運営しているテーマストアでShopify以外が作ったテーマを購入することができます。

テーマの追加

Shopifyのテーマストア以外の場所から購入したものをインストールすることができます。

『MISEル』テーマはこちらからインストールを行ってください。

テーマのアクションとカスタマイズ

テーマではそれぞれ「アクション」と「カスタマイズ」が行えるようになっています。

アクション

アクションでは現在編集中(テーマライブラリ上で「現在のテーマ」でないもの)をプレビューしたり、言語を編集したりなどが行えます。

カスタマイズ

カスタマイズでは、予め決められたテーマ機能にそってストアの見た目などを変更することができます。機能はテーマによって違います。『MISEル』では、無料テーマにはない多くの機能を用意しております。

オンラインストアの「テーマ」・Shopifyテーマについての簡単に説明しました。ここの項目ももっといろいろ設定などがあります。別の記事で紹介したいと思います。

まずは、Shopifyテーマを使えばストアの見た目・デザイン・機能などを変えられることを紹介しました。

設定

「設定」の項目は、ストアを運営するユーザー(スタッフ)を追加したり、決済の情報を設定したりなど、ビジネスを行う上で必要になること等を設定できます。

たくさんの項目があり、オンラインストアをオープンする上で必須となる設定項目もあります。では一つ一つ簡単にですが紹介していきます。

ストアの詳細

「ストアの詳細」ではストアの基本となる情報を入力できます。 ストアの名前やストアオーナーの連絡先情報などを入力します。ほとんどの設定は必須となっています。

プラン

「プラン」ではShopifyのプランの詳細を確認したり変更できたりします。

多くの人が利用されるであろうベーシックプランでは月々$29となっています(2022年5月時点)。

請求情報

「請求情報」ではShopifyへ使用料の支払いについての情報が確認できます。

ベーシックプランでは月々$29の支払いですが。有料のアプリなどを使用している場合は$29ドルに加え別途支払いが必要です。

ユーザーと権限

「ユーザーと権限」ではストアオーナの確認、またスタッフの追加などが行なえます。

スタッフ

スタッフの追加を追加すれば、従業員などにShopifyストアの運営を任すことができるようになります。

またスタッフごと様々な権限の範囲を決めることができます。たとえば、マネージャークラスの従業員には「商品の管理」を操作しても良い権限を与えるが、他のスタッフには「注文の処理」だけを任すなどです。

まだShopifyになれていないスタッフに対しては、大事な設定を間違って変更してしまわないように権限を制限をするなど。

Shopifyベーシックプランでは最大2人までスタッフを追加することが可能です。

コラボレーター

スタッフとは別にShopifyではShopifyパートナーをストアに招待することができます。追加されたアカウントは「コラボレーター」と呼ばれるスタッフアカウントは別のものです。

ShopifyパートナーはShopifyの専門家のようなもので、Shopifyストアの運営の手助けをしてくれる外部のサポーターです。主にデザイン・開発・マーケティングなど、お店のスタッフだけでは難しいことを手伝ってもらうときにコラボレーターとして招待します。

当社ウープスでも「スタッフ」だけでは難しいなどありましたら「コラボレーター」としてお手伝いをいたしますのでご相談ください。

また、スタッフアカウントと同様、「コラボレーター」にもどこまで権限を与えるかを招待するときに細かく設定できますので、安心してご活用ください。

決済

「決済」ではShopifyストアでお客様がどのような支払い方法を使えるかを決めらます。

ShopifyではShopifyペイメントと呼ばれる決済方法を導入していてShopifyベーシックプランに申し込めば標準で使用できます。

ShopifyペイメントではVisa・MasterCard ・AmericanExpressなどのクレジットカードが使用でき、Apple Pay・Google Payなども使用できます。

もちろんShopifyペイメント以外の外部の支払い方法も使用できます。例えばAmazonPaymentやGMOイプシロンなどの支払い方法も設定できます。

ただし、これらは別途各社の決済サービスと契約しなければなりません。決済時の発生手数料なども各社との契約により違いがありますのでご注意ください。

チェックアウト

「チェックアウト」では、お客様が商品を選びチェックアウト(支払い)をする際の設定を行えます。具体的には、チェックアウトする際に、アカウントを作ってもらうのを必須にするか・チェックアウト時には電話番号入力を必須するかなどです。

配送と配達

「配送と配達」では、送料や配送にかかわること全般について設定を行えます。

オンラインストア運営において配送方法や配送料金などは非常に重要な要素です。

特にサイズの違う商品などを複数の種類を扱うお店にとっては大きな課題となる場合もあります。

Shopifyではお客様が商品を選び、住所を入力後、その商品や住所によって配送料金を提示する機能があります。

Shopifyでは「配送プロファイル」というものを設定することができます。その「配送プロファイル」に基づき送料などを自動計算し、お客様に提示できます。

また、オンラインストアで注文し直接店舗で受け取ることも可能な「店舗受取」などのオプションもここで設定します。

「配送と配達」はオンラインストア運営で非常に重要で奥が深いものですので、また別の記事で紹介したいと思います。

税金と関税

海外からのお客様がいる場合、海外へ商品を輸出することになります。それに伴い各国や地域の税金のルールに従う必要があります。

商品の種類や各国や地域のルールなど、様々な事情により異なるため大変複雑なものになります。海外のお客様へ向けてストアを運営の方は、一度税務の専門家にご相談されることをShopifyでは推奨しています。

ロケーション

オンラインストアを運営していると、商品の在庫を複数の場所で管理しなければならないことがあります。Shopifyではその在庫がどこにあるかなどを「ロケーション」の機能で管理することができます。

例えば、注文があった際、第一のロケーション(実店舗や倉庫)からまず発送し、そのロケーションから在庫がなくなったら、第2のロケーションから発送をするなどです。

このようにして、どこに・どの商品の在庫が・いくつあるか・在庫数量を正確にに管理するのに役荷立つ機能です。

Shopifyベーシックプランでは最大4つのロケーションを追加することができます。

ギフトカード

「ギフトカード」では、ストアで発行したギフトカードの設定、有効期限などを設定できます。

マーケット

「マーケット」では、海外にのお客様へ向けて商品販売を行うときの管理を行えます。

オンラインで海外へ商品を販売することは「越境EC」などと呼ばれ注目されています。

とくにShopifyはもともと世界中で使用され多言語対応にも力をいれていたこともあり、越境ECにも最適なプラットフォームとして日本でも注目されるようになっています。

「マーケット」では国や地域ごとに異なる設定を割り当てたりと、国や地域ごとにむけてのマーケティングを最適化できるような機能を備えています。

販売チャネル

「販売チャネル」では、販売チャネルを管理することができます。

Shopifyでは、Shopifyに登録した商品を「オンラインストア」とは別に「他の場所」でも売れる仕組みが整っています。これは前にも述べましたが「オムニチャネル」と呼ばれています。

最初からある「オンラインストア」は、自社のShopifyストアのことを指します。

さらにここからFacebookやGoogleショッピングなど外部の販売チャネルを増やすことができます。

ドメイン

「ドメイン」ではShopifyのストアのURLを変更することができます。

Shopifyのアカウントを作り最初に登録した時点では、お店のURLは「◯◯◯.myshopify.com」という形式になっていると思います。

これをお店の名前「mystore.com」などようにのURLに変更することができます。

URL取得はShopify上のからも行えます。「新しいドメインを購入する」のボタンから取得できます。

もしくは他のサービスですでに取得しているURLを使用することもできます。

なるべくわかりやすいURL・お店に関連するを取得してお店のブランディングにもつなげましょう。

通知

「通知」ではShopifyからの自動的に行われる通知に関して設定できます。大きく分けて「お客様への通知」と「ストアスタッフなどへの通知」の二種類の設定です。どちらも大事なものになるのでしっかりと把握しておきましょう。

Shopifyからお客様への通知

一つはストアのお客様への通知です。購入した際や発送した際のお知らせなど様々な通知をここで管理できます。注文の確認や配送のお知らせなど、お客様にとって通知がくることは

安心に繋がり、またストアへの信頼にも繋がりますのでしっかり設定しておきましょう。

また自動通知の内容ですがShopifyにより基本的にな設定は最初からされています。ですが、ブランド認知向上のためにもオリジナルのメッセージなどを作成したい場合は少しHTMLやCSSなどの知識が必要です。

サポートが必要であればぜひ当社までお問い合わせください。

Shopifyからスタッフへの通知

Shopifyからお店のスタッフへの通知を設定します。

ストアに新しい注文がきたときに、発送やご案内の漏れ・忘れがないようにスタッフへの通知も設定しておきましょう。

メタフィールド

「メタフィールド」では、Shopifyストアの機能を拡張するような設定ができます。

例えば、商品に値段や説明などの項目はもちろん最初からありますが、ストアによっては必ず「原材料」を載せたい!などあると思います。

そういったShopifyには最初からついていない項目を増やすことができます。メタフィールドを使えば商品やストアの管理をより行いやすくできます。

メタフィールドはストアのテーマとも関連していくる内容ですので、少し高度な設定が必要となってきます。

もしお困りであれば、ShopifyパートナーとしてShopifyのストア構築も行っている弊社ご相談ください。

ファイル

「ファイル」ではShopifyにアップロードした画像などを管理できます。

(個々の商品の画像は商品管理のところで管理されており、ここではストアのロゴやバナーな

どに使う画像を管理します)

アップロードした画像を確認したり、削除したりできます。また新たにファイルをアップロードすることも可能です。

言語

「言語」ではShopifyのストアで使われる言語を追加することができます。基本的に、この「言語」の設定は海外のお客様に向けた設定項目です。

ただし、ストアのテーマが多言語に対応しているものである必要があります。

『MISEル』テーマは多言語に対応し、お客様の国や地域に応じた言語で表示する機能をついています。

予め翻訳してある言葉もありますが、この「ストアの言語」で翻訳を最適なものに編集したり、また新しい言語の翻訳を追加したりできます。

具体的には英語で「Next」と表示されているボタンあれば日本語でその部分は「次へ」と置き換えるなどが可能です。(テーマによって置き換えられる文言かどうかは異なります。また実際の個々の文言の翻訳編集は「テーマ」のところで行います。)

ポリシー

「ポリシー」ではストアの利用規約・プライバシーポリシー・配送ポリシーといったものを記述できます。とくに日本では「特定商取引法に基づく表記」をオンラインストア上に表示することが求められています。

このポリシーの設定に限らず、個別のページを作って表示することも可能です。

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